取り扱い説明書
「使用上のご注意」、「製品特性」、「光学特性」は、取り扱い説明書をごらんください。
使用上のご注意
- 被着体について
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- ・熱や湿度がこもりやすい環境でのご使用は、お避けください。フィルムや粘着剤の劣化が促進され、通常の機能が損なわれます。
- ・外貼り用と表記されているもの以外は、全て内貼り専用フィルムです。
- ・フォグラスガードおよびセーフティコントロールは、ガラス以外には施工できません。
- ・フォグラスを一部のプラスチック樹脂板(ポリカーボネイト・FRP・ウレタン等)に貼り付けた場合、時間が経つにつれて、アウトガスにより気泡が生じる場合があります。
- ・フッ素・ポリエチレン・ポリプロピレン等のプラスチック樹脂は、十分な粘着力が得られない場合があります。
- ・ハードコート層が付与された窓用フィルムは、室内蛍光灯や太陽の反射光によって干渉縞が見えることがあります。この現象は、薄い膜の積層構造によって、波長の光が強め合うために起こる現象です。フィルム表面が虹色に見えることがありますので、あらかじめご了承ください。
- ・フォグラス(サンドスモーク・サンドブラウンシリーズ)は、ガラス内貼り施工において、施工する方角や日射状況により褪色が早まる場合があります。
- ・窓ガラスにフィルムを貼ると、ガラスの温度が上昇し、熱割れを生じる場合があります。 ※SC-810Hは、熱線吸収フィルムのため、熱割れには特にご注意ください。
- 熱割れの生じる条件
1.ガラスの種類 | フロート板ガラスは、3~12㎜厚より16~19㎜厚の方が熱割れしやすい。網入りガラス・線入りガラスは、フロート板ガラスより熱割れしやすい。 |
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2.影の形状 | ガラス面に部分的に影ができると熱割れしやすい。 |
3.窓ガラスの近くにある反射物 | カーテンやブラインド等の使用は、日射をガラス面に反射させたり熱がこもりやすくなり、熱割れの原因になる。 |
4.ガラスの大きさ | 面積が大きいほど熱割れしやすい。 |
5.ガラス施工品質 | 熱割れは、ガラスのエッジから始まるので、エッジの仕上げが雑だと熱割れしやすい。 |
6.その他の要因 | 窓の方位、建築地域、施工の種類(パテやシーリング材の違い)等 |
※ガラスメーカー3社が採用している熱割れ計算式にて、可能性の有無を検討することができます。当計算は、指定された条件に基づくもので、保証値ではありません。参考資料としてご利用ください。
※ガラスの熱割れに関しては、フィルム以外の影響もあり、当社では保証致しかねます。
- 施工について
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- ・製品ロットにより、色調や質感が異なる場合があります。隣接して使用する場合は、同一ロットのものをご使用ください。また、同一ロットの場合でも、流れ方向の左右で微妙に色調や質感が違うことがありますのでご注意ください。
- ・貼り付け作業は、10°C~30°Cの環境条件下で行ってください。低温(10°C以下)の場合、ジェットヒーターなどで温めた後、作業を行い、十分圧着してください。高温(30°C以上)の場合、初期粘着力が増し貼りづらくなるため、涼しい時間帯での作業をお勧めします。
- ・フォグラスガードは他のシリーズより厚みがあるため、傷がつかないように注意して念入りに圧着して水分を押し出してください。水分が残りすぎていると、気泡および水泡の原因となります。
- ・施工時に使用した水分等がガラス面にわずかに残り、くもりや水泡を生じることがありますが、製品の異常ではありません。この現象は、水分が気化して除々に抜けてきれいになります。日陰や気温が低い場合、湿度が高い場合にはある程度日数を必要とする場合があります。
- ・表面が傷付きやすいため、圧着する時は十分ご注意ください。
- ・セパレーターは、滑りやすいので転倒事故等にはご注意ください。
- ・熱や湿度がこもりやすい環境でのご使用はお避けください。フィルムや粘着剤の劣化が促進され、通常の機能が損なわれます。
- ・ガラスに傷がある場合や著しい汚れが付着して落ちない場合は、熱割れの原因になったり、通常の機能が損なわれたりすることがありますので、フィルムを貼付しないでください。
- ・セーフティコントロールのハードコート品は、上に粘着シートなどをかさね貼りすることができません。その他のかさね貼りについては、お問い合わせください。
- 施工後のメンテナンスについて
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- ・フィルム施工後の養生期間中は、フィルムが乾いておりませんので、手を触れないようにしてください。
- ・清掃は、フィルム施工後、1ヶ月以上の期間を置いてください。
- ・フィルム表面に汚れを付着させたままにすると、フィルムの劣化が促進されます。フィルムの性能を維持するためには、定期的な清掃が必要です。
- *まず、十分に水を含んだ柔らかい布等で、付着した砂ぼこりや金属粉を洗い流してください。最初から乾拭きをすると、フィルムを傷付けます。
スキージ本体の金属部分(特にエッジ部分やボルト)がフィルムに接触しないよう注意してください。 - *汚れがひどい場合は、中性洗剤(1~2%)を使用し、アンモニア系・塩素系・有機系洗剤は使用しないでください。
- 汚れがひどい場合は、中性洗剤(1~2%)を使用してください。
アンモニア系、塩素系、有機系洗剤は使用しないでください。 - *窓ガラス清掃用ゴムスキージを使用する際は、スキージ本体の金属部分(エッジ部分やボルト)がフィルムに接触しないようご注意ください。
- *フィルムの表面は、必ず一方向に拭いてください。
- *フィルム面に継目がある場合は、継目に沿って拭いてください。
- *まず、十分に水を含んだ柔らかい布等で、付着した砂ぼこりや金属粉を洗い流してください。最初から乾拭きをすると、フィルムを傷付けます。
- ・フィルム表面に粘着テープやステッカー等を貼ったり、マジック等で書いたりしないでください。
- ・フィルムは有機材料でできているため、製品に寿命があります。また、使用環境が過酷な場合には、寿命が短くなったり外観や性能の劣化が生じることがあります。予測しかねる環境変化によっては、不具合が生じる場合がありますので、ご使用にあたっては、事前に当社にお問い合わせください。目安として、通常の用法による使用の場合約3~5年程度です。(但し当社において耐用期間として保証するものではありません)
- その他
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- ・高温多湿や直射日光の当たる場所での保管はお避けください。
- ・製品に跡がついてしまいますので、宙吊り、もしくは立てて保管してください。
- ・人体への貼り付け等、本来の用途以外でのご使用はお避けください。
- ・製品の仕様等は、改良のため予告無く変更する場合があります。
- ・廃棄上のご注意
- *焼却する場合
大気汚染防止法などに適合した処理方法に従ってください。 - *焼却する場合
大気汚染防止法などに適合した処理方法に従ってください。
- *焼却する場合