装飾用シートの2つのカッティング方法

一覧に戻る
装飾用シートの2つのカッティング方法 装飾用シートの2つのカッティング方法

このページでは、カッティングシート®をはじめとした装飾用シートの基本的なカッティング方法をご紹介します。
小さシンプルな図柄なら手作業で簡単にカッティングしていただけますが、
複雑な図柄や、大きい図柄は、データを入稿し、カッティングマシン(プロッタ)を保有する施工店に加工を依頼しましょう。

カッティングマシンでカットする

カッティングマシンでカットする

カッティングマシンでカットする方法とは?

装飾用シートを、専用のマシンでカットする方法のことです。
複雑な図柄も、データどおりの輪郭・形状で、正確かつスピーディーにカットできます。また金型などが不要なためトムソン加工などに比べ費用削減が実現でき、また試作時の形状確認にも利用可能です。
カッティングマシンは、特別な機械ではないので、シートを扱う施工店ならほとんどが保有しています。
依頼する施工店にご確認ください。

カッティングマシンでカットする流れ

  • カットデータを入稿します

    カットデータを入稿します

    カッティングマシンを保有する施工会社に、illustratorなどで制作したデータを入稿します。
    (アウトラインデータを入稿しましょう)。

  • プロッターでカッティングし、カス取りをします

    プロッターでカッティングし、カス取りをします

    プロッターへデータを転送すると、パスに沿ってシートがカットされます。いらない部分(カストリ)をしていきます。

  • リタックシート処理します

    リタックシート処理します

    貼る際に、シートを転写するためのリタックシート(アプリケーションシート)加工を施します。
    貼り付ける場所や素材を施工店に伝え、適切な加工をしてもらいましょう。

手作業でカットする

手作業でカッティングとは?

手作業でカッティングとは?

印刷した原寸原稿をもとに、カッターナイフ等を利用し、手作業で装飾用シートをカットする方法のことです。小さな図柄、シンプルな図柄などの場合は、手作業で十分美しく仕上げていただくことができるでしょう。

必要な道具

●原寸の原稿 ●カッティングシート
●セロハンテープ ●ペーパーセメント ●カッターナイフ
●リタックシート(複雑な図形の場合のみ必要となります)

手作業でカットする流れ

  • 必要な道具を用意します

    必要な道具を用意します

    印刷した原寸原稿と、カッティングシート®などの装飾用シートを用意します。
    ※IROMIZUの場合のみ、表面の保護フィルムをはがしてください

  • 原稿を貼り付けます

    原稿を貼り付けます

    原稿の裏に、ペーパーセメントをムラのないように塗り、乾いたらカッティングシートの上に貼り付けてください。

  • カットしていきます

    カットしていきます

    原稿とシートを、カッターナイフを用いてカットします。その際シートのみをカットし、裏紙まで切らないように気をつけてください。※裏紙を切ってしまった場合は、セロハンテープで補強しましょう。

  • 貼り付けた原稿をはがします

    貼り付けた原稿をはがします

    必要な図柄部分だけを残し、貼り付けた紙原稿をはがしていきます。切り忘れが無いかどうか、ここで最終確認をしていきます。

  • カス取り(剥離作業)をします

    カス取り(剥離作業)をします

    カッティングシートの不要な部分(カス)を取り除き、必要な図柄だけを残します。単純な図案の場合は、これでカット作業は終了です。

  • リタックシートを貼ります

    リタックシートを貼ります

    複雑な図形の場合は、カス取りが終わったカッティングシートの上からリタックシートを貼ります。これでカット作業は終了。あとは実際の貼り付け作業にうつります。