フィルム特性
| 基材 | 塩化ビニル系樹脂 |
|---|---|
| フィルム厚 | 50～80μm |
| 粘着剤 | アクリル系 強粘着 |
| 耐候性 | 国内実績 屋外5年～7年 |
| 印刷適性 | スクリーン印刷 |
| 用途 | 屋上看板、袖看板、野立看板、ネオンサインの下地、サイン建築のチャンネル文字車両。その他、耐候性を特に要する場所の仕上げ材料 |
規格
| サイズ | 幅 | 巻 | 備考 |
|---|---|---|---|
| F寸 | 1,010mm | 20m |
特性データ
| 引張強度 | 1.8～6.5Kg |
|---|---|
| 伸び | 100～300％ |
| 接着力 | 1時間後 1.3～1.9Kg／25mm 24時間後 1.5～2.1Kg／25mm |
| ボールタック （J.DOW法） |
3以下 |
| 凝集力 | NC／50000 |
| 湿潤老化性 | 異常なし |
| サーマルショック | 異常なし |
| 耐アルカリ性 | 異常なし |
| 耐酸性 | 異常なし |
| 加熱寸法変化率 | 異常なし |
| 耐候性 | 異常なし（著しい変化なし） |
試験方法
| 引張強度、伸び | テンシロン型引張試験機 15mm巾 スパン長100mm 引張速度200mm/min |
|---|---|
| 接着力 | テンシロン型引張試験機 アクリル焼付塗装板（日本テストパネル社製） |
| 湿潤老化性 | （被着体はアクリル焼付塗装板）貼付24時間後 50℃ 95％RHに1週間 |
| サーマルショック | （同上）貼付24時間後 70℃ 1時間 室温30分 -20℃1時間 3サイクル |
| 耐アルカリ性 | （同上）貼付24時間後 5％NaOH 7時間浸漬 |
| 耐酸性 | （同上）貼付24時間後 5％H2SO4 7時間浸漬 |
| 加熱寸法変化率 | （同上）貼付24時間後 80℃で48時間加熱後常温放置 たて、よこ方向の変化率を見る。サンプル大きさ 60mm×60mm |
| 耐候性 | （同上）サンシャインウェザーメーターに2000時間照射 |
※尚、数値は測定値ではありますが、保証値ではありません。
使用上のご注意
- 製品について
-
- 保護フィルムを施している製品があります。（色の確認や加工は保護フィルムをはがしてから行ってください）
- 同一場所には同一ロットをご使用ください。
- フィルムによっては色斑が生じる場合や方向性があるものがあります。
- 表裏の色やフィルムの隠蔽性にご注意ください。両面同色でない製品があります。
- 被着体について
-
- 被着工面が平滑である事をご確認の上汚れを除去してください。
（被着体によっては十分な接着力が得られない場合があります。貼り付け前に必ずご確認ください） - 網入りガラスや特殊ガラスへの貼り付けは、十分ご注意ください。
（ガラスの種類によっては熱割れの危険があります） - ステンレススチールに貼り付ける際はご注意ください。条件によっては粘着剤の劣化が生じる場合があります。
- アルミニウム等、腐食を生じる金属への貼り付けはご注意ください。錆の発生ではがれる場合があります。
- 一部のプラスチック樹脂（ポリカーボネイト・ＦＲＰ・ウレタン等）は貼り付け後、
気泡が生じる場合があります。 - フッ素樹脂･ポリエチレン･ポリプロピレン等の被着体は十分な接着力が得られない場合があります。
- 貼り付け作業の適温は、10℃～30℃とご理解ください。 ※ 低温（10℃以下）の場合、ジェットヒーターなどで温めた後、作業を行い十分圧着してください。
高温（30℃以上）の場合、初期粘着力が増し貼り付けしづらくなる為、涼しい時間帯での施工をお勧めします。
- 被着工面が平滑である事をご確認の上汚れを除去してください。
- その他
-
- 離型紙は滑りやすいので転倒事故等にはご注意ください。
- 人体への貼り付け等、本来の用途以外でのご使用は御避けください。
- 高温多湿や直射日光の当たる場所での保管は御避けください。
- フィルムを破棄する場合は、不燃物として処理してください。
- 版ごとに、予告なく変更等の可能性がありますので、ご注意ください。
- 発注、ご指定の場合は、必ず「NOCS」を商品番号の頭にお付けください。
（例：NOCS 12-02）
※ご不明な点等ございましたら、お問い合わせください。