ご注意
- 使用上のご注意
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- • インクジェットプリンタの機種、インク、RIPによっては出力条件が異なりますので、事前にテストプリントにてご確認ください
- •メディア印刷面に直接手が触れないようにしてください。皮脂等の付着により印刷不良の原因となり悪影響を及ぼす場合があります。
- •被着体が下記の場合はご注意ください。十分な粘着力が得られなかったり、貼り付け後気泡が生じる場合があります。
ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、ポリカーボネイト、フッ素系塗装、シリコン系塗装、粗面素材、テント地、プラスチック成型物
- •溶剤用インクは、十分に乾燥時間を取ってください(推奨48時間以上)。乾燥不足の場合、ラミネートフィルムやベースフィルムの粘着剤に悪影響を及ぼす場合があります。
- •万一、製品に起因する不具合が生じた場合、使用製品のみ交換させて頂きます。出力に関わる費用、施工費等クレームに対しての責任は負いかねますので、あらかじめ ご了承ください。
- •特殊な用途にご使用の場合は、予めご相談ください。
- •当カタログに記載の数値は測定値であり保証値ではありません。
- 加工、施工について
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- •耐候性、耐久性、施工性の向上のためにラミネートフィルムをご使用ください。また、素材、使用用途、期間に応じた最適なラミネート材を選定してください。(屋外長期、 過酷な環境下ではラミネート加工後にテストを実施してください。)
- •インクが完全に乾燥する前に施工及びラミネート加工などの後加工は行わないでください。乾燥が不十分な場合は、層間剥離や剥がれ、メディアの反りや縮みの原因となります。
- •水貼りの場合、水分を十分に取り除いてください。水分がメディアに吸収され膨張し、浮きや剥がれの原因となります。また、施工時にくもりが生じる事がありますが製品の異常ではありません。この現象は、水分が気化して徐々に抜けて解消されます。日陰や気温が低い場合、湿度が高い場合は、ある程度日数を必要とする場合があります。
- •アルミ複合板など繋ぎ合わせた大型の看板やディスプレイに塩ビメディアを貼る場合は、アルミ複合板の繋ぎ目で塩ビメディアをカットして、巻き込むようにしてください。
また、巻き込み施工が困難な場合は、アルミ複合板のつなぎ目に複合板用のアルミテープを貼るなど、固定して押さえこんでください。ひび割れ、剥離、トンネルなどの原因となりますので注意してください。
- •再剥離糊を使用している製品は再剥離性能が高い粘着剤を使用しておりますが、下地、インクの種類、使用環境により糊残りする場合がございます。事前にサンプルにてご確認ください。
- •下地の温度が低温の場合、初期粘着力が低下し貼付けづらい場合があります。また、結露しやすい場所でも接着力が低下 する場合がありますのでご注意ください。
- •貼り付け作業は、10℃~30℃の環境条件下で行ってください。低温(10℃以下)の場合、ジェットヒーターなどで温めた後、 作業を行い十分に圧着してください。
高温(30℃以上)の場合、初期接着力が増し、貼りづらくなるため、涼しい時間帯での作業をお勧めします。
- •シート貼りしている古い看板などへの重ね貼りは、フィルムや粘着剤の劣化が促進されますので、必ずきれいにはがしてから施工してください。
- •PET基材は塩ビ基材に比べ、インクの乾燥により多くの時間を必要とします。
- •被着体に傷がある場合や著しい汚れが付着して落ちない場合は、本来の機能が損なわれることがありますので、フィルムを貼付けないでください。
- •フィルム表面に粘着テープやステッカー等を貼ったり、マジック等で書いたりしないでください。
- •フィルムは有機材料でできているため、製品に寿命があります。また、使用環境が過酷な場合には、寿命が短くなったり、外観や性能の劣化が生じることがあります。 予測しかねる環境変化によっては不具合が生じる場合がありますので、ご使用にあたっては、事前に当社へお問い合わせください。
- •表面にコーティングが施されている壁面(壁紙等)やシステムパネル、粗い被着面は接着しづらい場合がありますので、事前に試し貼りをお願いいたします。
- •セパレーターは滑りやすいので、転倒事故等にはご注意ください。
- 保管上のご注意、その他
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- •高温多湿や直射日光の当たる場所での保管は、お避けください。
- •製品を保管する際には、押し跡がつかないよう、宙吊りもしくは立ててください。また、保護ビニルを必ずご使用いただき、製品の梱包状態に戻して保管してください。
開封後は、出来るだけ早めにご使用ください。
- •人体への貼付け等、本来の用途以外でのご使用はお避けください。
- 静電気が影響し、印字不良の原因となる場合があります。
- •製品の仕様等は改良の為、予告なく変更する場合があります。
- •廃棄上の注意
1) 焼却する場合:大気汚染防止法などに適合した処理方法に従ってください。
2) 埋立てする場合:廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び関係する法規に従って、公認の廃棄物処理業者にて処理してください。