PICK UP 2022.08.16


現在、中川ケミカルCSデザインセンターにて開催しております
企画展「曽谷朝絵展 -雨色-」の動画を公開しました。

 

見る角度だけでなく昼と夜とでも表情が変わるセプテットフィルム。
この動画では、太陽光が差し込む昼間と照明演出による夜間を撮影し、変化する空間を体感できます。
遠方でなかなか会場へ足を運べない方、昼間の表情しか見れなかった方にも楽しんで頂けると幸いです。
虹色の雨が降り注ぐ美しく幻想的な空間を是非ご覧くださいませ。
【会期残りわずか!8/31(水)まで

 

 

-雨色- “ame iro” Colors of rain

部屋の中に降り続ける、虹色の光の雨をイメージした空間です。
透明、不透明が入り混じる様々な偏光フィルムで作られた雨粒を、レイヤー状のガラスに貼ります。雨粒は光や視点により色を変え、昼は窓からの太陽光の透過や反射でまるで天気雨の中に入り込んだような空間に、また夜は照明演出により光の粒のシャンデリアに入り込んだような空間になります。
雨は命の源としての恵みの雨でもあり、大変なことが起こり続けているこの世界への嘆きの雨でもあります。その中を歩き回って様々な色や光に打たれるうちに、様々な想いを雨に解き放てるような空間になればと思っています。

曽谷朝絵

 

■ 企画展概要

企画展
曽谷朝絵展  -雨色-
Asae Soya Exhibition  “ame iro”- Colors of rain
会場
中川ケミカル CSデザインセンター  Google maps
103-0004 東京都中央区東日本橋2-1-6 岩田屋ビル3階
会期
2022年5月26日(木)〜8月31日(水)10:30-18:30
休館日
土、日、祝日休(夏季休業あり)
入場料
無料
使用素材
セプテットフィルム(SPT-01CG/SPT-02CG)など
照明デザイン
萩原克奈恵 / Kanae Hagiwara
企画制作・主催
中川ケミカル

 
 

■ プロフィール 

曽谷 朝絵/Asae Soya

美術家。絵画とインスタレーションの両面で制作を続けている。光と色彩に満ちあふれたその作品は、観る者の視覚を越えて身体感覚を呼び起こす。2006年東京藝術大学大学院博士後期課程美術研究科油画専攻にて博士号 (美術)取得 。2001年「昭和シェル石油現代美術賞」グランプリ、2002年「VOCA展2002」VOCA賞(グランプリ)、2013年「横浜文化賞文化・芸術奨励賞」、「神奈川文化未来賞」他、受賞多数。2013年に水戸芸術館(茨城)にて「宙色 (そらいろ)」や、2022年にスパイラルガーデン(東京)にて「曽谷朝絵展 とことこふわり」などの大規模個展を開催するなど全国で発表多数。東京、ニューヨークや西安(中国)などで展覧会やパブリックアート制作。2014年文化庁在外研修員としてニューヨークに、2018年TOKAS二国間交流事業派遣クリエイターとしてバーゼルに滞在。作品集「曽谷朝絵 宙色 (そらいろ)」を青幻舎より刊行。
 

http://www.morning-picture.com/

 

萩原克奈恵 / Kanae Hagiwara

ライティングデザイナー。建築照明や昼光照明、アートインスタレーションなど、光に関する幅広いライティングデザインに携わる。

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