フォグラス印刷 2022.06.24
Q:フォグラスへ溶剤インクジェット印刷はできますか?
A:フォグラスに「直接印刷」する方法と、「フォグラスをラミネート」として使用する方法があります。
フォグラスへ直接プリントすると、剥がれなどの不具合につながる可能性があるので、透明メディアに印刷し、フォグラスをラミネートとして使用することをお勧めしております。
溶剤インクジェットとは?
溶剤インクジェットとは、溶剤と顔料を混ぜたインクで印刷します。溶剤でシートの表面を溶かし、顔料を浸透させます。そのため、シート素材が溶剤に侵された状態になり、シートの縮み・剥がれなどの原因になりやすいため注意が必要です。
直接印刷の注意点
【注意点①】 濃い色の印刷を避ける
濃い色を印刷すると、インクが多くのるので、溶剤の影響が大きくなります。
【注意点②】 シートの端まで印刷しない
シートの端まで印刷されていると、端から縮みやめくれが発生しやすくなります。
【注意点③】 インクの露出による耐久性の問題
フォグラスに直接印刷するとラミネートできないため、インクが露出します。施工や清掃時に擦れて印刷面が摩耗する可能性があります。
【注意点④】 十分に乾燥させる
乾燥が不十分だと、シートの縮みの原因となります。(推奨48時間以上)
【推奨】ラミネートとしてフォグラスを使用する
フォグラスをラミネートとして使用することで、直接印刷の場合の溶剤による縮みやなどを軽減でき、印刷面の摩耗も防げます。
透明メディアにフォグラスをラミネートしたサンプルです。
スリガラス調シートに印刷表現を違和感なく綺麗に仕上げることができます。
透明塩ビ メディアに印刷
使用する期間に合わせて選びましょう。
▶︎ NC-201(短期用(~2年))
▶︎ NC-202(中期用(~3年))
ラミネートにフォグラスを使う!
C-16、C-45あたりがおすすめ。
より耐候性が欲しい場合は、「C-16G」外貼り対応の製品をお選びください。
▶︎ C-16
▶︎ C-45
▶︎ C-16G (外貼り可)
▼その他、ご不明点は下記よりお問い合わせください!
https://www.nakagawa.co.jp/contact/toiawase.html
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