3月4日(土)国立新美術館にて、
ワークショップ「2017年の日本の色を見つけよう」開催!
「日本の色」というと、どんな色を思い浮かべますか?
紅色やえんじ臙脂色、ろくしょう緑青、藍色、しっこく漆黒…。
「日本の色」というと、これらのような日本に古くからある色が注目されがちです。カンヴァスの上に絵具を何度も重ねて、色彩豊かな世界を描き出しているアーティストの流 麻二果さんは、現代の「日本の色」があると考えています。今回のワークショップでは、流さんと一緒に、現代の文化や人々の意識に目を向けながら、2017 年の日本の色について考えます。そして、平安時代の人々が絹の衣装を重ねて繊細な色合いを楽しんだように、何色もの透明なカラーシートを重ねることで、今の日本の色を創り出します。
自分にとっての日本はどんな色をしているのでしょうか。
あなたも2017 年の日本の色を見つけてみませんか。
- ●日時
- 2017年3月4日(土)13:00~16:30
- ●会場
- 国立新美術館 別館3階多目的ルーム
- ●講師
- 流麻二果(アーティスト)
- ●対象
- 中学生以上
- ●定員
- 20人 ※事前申し込み制
- ●参加費
- おひとり1,000円
- ●HP
- http://www.nact.jp/release/20170304.html
- ●協力
- 株式会社中川ケミカル
講師プロフィール
流麻二果(ながれ まにか)
大阪生まれ、香川県育ち。女子美術大学芸術学部絵画科卒業後、文化庁新進芸術家在外研修員(2002)、ポーラ美術振興財団在外研修員(2004)として、アメリカやトルコで作品を発表。日本の自然や、日常ですれ違う他者への興味をテーマに、絵具を幾層にも重ねた色彩豊かな油彩画を制作している。主な展覧会に「VOCA展」(上野の森美術館、2000・2006)、「饒舌な寡黙、寡黙な饒舌」(Pola Museum Annex、2006)、「DOMANI・明日展」(国立新美術館、2010)、「Wraparound」(Miyako Yoshinaga Gallery、ニューヨーク、2016)、「絵画を抱きしめて」(資生堂ギャラリー、2015)、「高松コンテンポラリー・アートアニュアル vol.05」(高松市美術館、2016)など。近年は港区立麻布図書館の色彩監修や、アパレルブランドとのコラボレーション商品の発表、「六本木アートナイト2016」での街中パフォーマンスの演出など、絵画の可能性を開拓すべく幅広い活動を行っている。被災地の子どもたちにアートを届ける非営利団体「一時画伯」発起人。
申し込み方法
国立新美術館ホームページの申し込みフォームより、下記の期間に申し込み手続きを行ってください。
●申し込み期間:2017年2月10日(金)12:00 ~ 2月22日(水)12:00
●お問い合わせ先:TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
国立新美術館HP http://www.nact.jp/release/20170304.html
※国立新美術館の教育普及活動は、キヤノン株式会社より御支援をいただいています。