装飾用シートのスタンダード「カッティングシート®」に、空間で使いやすい48色が新登場!
素材を通じて豊かな人間空間を創造することを目指してきた株式会社中川ケミカルは、装飾用シートのスタンダード「カッティングシート®レギュラーシリーズ」に新色を追加し、全215色のカラーバリエーションで、装いを新たに2015年8月 5日(水)より販売を開始いたします。
繊細な色彩と質感で洗練された空間表現が可能に
この度、「カッティングシート®」に空間で使いやすい新色48色を追加しました。
新たにカテゴライズした「セレクテッドホワイト」は、空間の色調に合わせやすい"白"のバリエーションで、色調が異なる5色を用意しました。
「ニュートラルグレースケール」は白から黒の無彩色で、より均整のとれた豊かな階調にしました。
また、「セレクテッドホワイト」と「ニュートラルグレースケール」は、全色マットも用意し、微妙な印象のコントロールを可能にしています。
さらに、今までバリエーションの少なかった低彩度の「ペールトーン」・「グレイッシュトーン」を充実させ、より繊細で洗練されたコーディネートが可能となり、表現の幅が広がります。
▲セレクテッドホワイト
▲ニュートラルグレースケール
ロゴタイプ・カタログもリニューアル
新色選定の監修および、「カッティングシート®」ロゴタイプ制作、カタログデザインを、グラフィックデザイナーの原研哉氏に依頼しました。ロゴタイプ変更は、1966年の「カッティングシート®」発売以来、初となります。
▲ロゴタイプ
▲カタログ・短冊
「カッティングシート®」とは
「カッティングシート®」は、ペイントに代わる色素材として1966年に誕生しました。発売当初7色からスタートした「カッティングシート®レギュラーシリーズ」は、時代の要望と共に色数を増やし、1986年にはグラフィックデザイナー田中一光氏監修のもと100色、1990年には165色となり、豊富なカラーバリエーションとその汎用性の高さから、さまざまな場面で空間を彩るデザイン素材として進化を続けています。
監修・原研哉氏プロフィール
原研哉|Kenya Hara
グラフィックデザイナー
デザイナー。1958年生まれ。「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを重視して活動中。 2000年に「RE-DESIGN─日常の21世紀」という展覧会を制作し、 何気ない日常の文脈の中にこそ驚くべきデザインの資源があることを提示した。 2002年に無印良品のアドバイザリーボードのメンバーとなり、アートディレクションを開始する。 2004年には「HAPTIC─五感の覚醒」と題する展覧会を制作、 人間の感覚の中に大きなデザインの資源が眠っていることを示した。 長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、 2005年愛知万博の公式ポスターを制作するなど日本の文化に深く根ざした仕事も多い。 2007年、2009年にはパリ・ミラノ・東京で「TOKYO FIBER ─ SENSEWARE展」を、 2008-2009年には「JAPAN CAR展」をパリとロンドンの科学博物館で開催するなど、 産業の潜在力を展覧会を通して可視化し、広く世界に広げていく仕事に注力している。 2010年に「HOUSE VISION」の活動を開始。2013年には最初の展覧会となる東京展を開催した。 2012年から「犬のための建築展」、2014年に「TAKEO PAPER SHOW 2014 SUBTLE」を開催するなど、常にものの捉え方や価値観を更新するビジョンを提起するプロジェクトを多数手がける。 2011-2012年には北京を皮切りに「DESIGNING DESIN 原研哉 中国展」を巡回し、活動の幅をアジアへと拡大。著書「デザインのデザイン」や「白」はアジア各国語版をはじめ多言語に翻訳されている。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。 日本デザインコミッティー理事長。日本グラフィックデザイナー協会副会長。